昨年、キャス友さんから 2021/04/06 20:59 Facebookでシェア URLをコピー 報告 昨年、キャス友さんから「Martin D-35が欲しいと思っています。ローズウッドのボディの音を味わいたいと思っています。中古で良さそうなのを探して下さい。」と言われ時間を見つけては探していた。先月、同じ市内に新しい楽器店ができていてそこの在庫にMartin D-35があった。できた楽器店にも興味を持ち、行ってみることにした。そのD-35は1974年製でブルーケースの時代の1品だった。試奏させていただいたが音はとてもやわらかい、、しかも太い音だった。1970年代のD-35としてはとても良い1品だと思い、キャス友さんに話した。キャス友さんは悩んだものの、購入を決断。昨日、引き取りに行ってきた。このMartin D-35は、いくつか問題点があった。普通に弾くには弾けるのだが、指板エンドがボディに沈み込みはじめている。ブリッジ下の表板が膨らみはじめている。上記のことにより弦高が高くなっている。ラッカーチェック多数(割れは無し)サウンドホール上部に深めの打コンがある。ケースの留め金が1個破損している。そういう状態だった。しかし、音は新品より格段に良いと感じキャス友さんに話したのだった。引き取ってきて、楽器店では見れなかった細部まで確認した。その上で、サドルをこのD-35にあわせて作ることにした。指板と弦の平行角度やナット溝の基本弦高を調整することによりブリッジへの張力を軽減した。ブリッジ下の膨らみは少なくなり弦高は問題ない状態までさがった。そのまま、ツイキャスで2時間ほど弾きまくってしまった。聴いてくれた友人達からもこのD-35の音は好評でした。良かった。。明日、このD-35を購入するキャス友さんの元へ届けに行きます。裏板3ピースのD-35を引き取ってきた記念に我が家の3ピースバックのMartin D-76とツーショットで記念撮影しました。